2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ytljitの型推論の説明(その3)

しつこいようですが、シグネチャーはメソッド呼び出しの際の引数を推論した結果の型オブジェクトの配列です。そして、型推論の際には必ずシグネチャが必要になります。 この2つのことから勘のいい人は気づくかも知れませんが(私はプログラムしてバグるまで気…

ytljitの型推論の説明(その2)

2回目はシグネチャーを作る話です。シグネチャーはメソッドの引数の型オブジェクトを配列でまとめたものです。型オブジェクトという未定義の言葉が出てきたので、これから説明します。型オブジェクトはRubyのクラスをWrapしたオブジェクトです。型オブジェク…

ytljitの型推論の説明(その1)

今、ytljitでうまく推論出来ないプログラムがあっていろいろ直しています。うまくいかないプログラムはこんな感じのものです。 def f yield end f { 1 + 1} f { "abc"} このバグの話の詳細を書くと訳わからなくなるし、詳細はどんどん変わっいるのでそれは書…

LLVMを捨てたやつが書く、怪しげなLLVM入門

>>> @miura1729 RT @yppp: あーあ、llvm使って言語作りたいけどバイトコードの 組み立てかたがわからない・・・・・・、 あとBoehm GCの組み込みかたも・・・・・・、まずはASTを作れって話なんだけどなw ああ、やる気がほしいhttp://twitter.com/repeatedly…