llvmrubyチュートリアル (その1)

明日、LLVM 2.4がリリースされるそうです。これまで、llvmrubyを使うためにはSVNで開発版LLVMを取ってきてコンパイルする必要があったのですが、llvmrubyを使う敷居が一気に下がりそうです。また、llvmrubyもgem化されていてインストールがかなり容易になっています。
こういうタイミングなので、llvmrubyを作ってもらった恩返しでllvmrubyのチュートリアルを書こうと思い立ちました。判りづらい文章になると思いますが、こつこつ書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

llvmrubyのインストールはllvmruby.orgに記事があります。(http://llvmruby.org/wordpress-llvmruby/?p=29)
llvmrubyの記事を訳すとこんな感じです。

  1. rubygemsをバージョン1.2以上にアップデートしてください
  2. gem source -a http://gems.github.com と入力してgemのソース先にgithubを加えましょう
  3. LLVMコンパイルしてください。–enable-picオプションをつけてコンパイルしてください。llvm-configをパスの通ったところに置いてください。
  4. gem install tombagby-llvmruby と入力するとインストールされます。

Cygwinで動かすときはこの手順ではダメでまた後で書きます。

llvmrubyを使うときは次のようにします。

require 'rubygems'
require 'llvm'

つづく